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メディア・バイアス      松永和紀   光文社新書

(ミスターSです)

副題ーあやしい健康情報ニセ科学

かつて『あるある大事典』というテレビ番組があった。
納豆ダイエット」という捏造報道がきっかけで打ち切りになったことは記憶に新しい。
テレビ局は平気でウソの報道をしていたのだ。

とかく「体にいい食品、体に悪い食品」に関する報道には敏感である。

タマネギ血糖値を下げる」という論文が発表された。
これは間違ってはいないが「血糖値を下げる」ためには毎日50キロのタマネギを食べ続ける
ことが必要になる。実際には不可能である。

これは健康食品報道の典型を示している。
どちらか一方の情報だけが独り歩きする。

一方有害物質報道も似たような報道がされる。
確かに有害だが、人体に害を及ぼさない程度の有害もある。
人体には許容量というものがある。

マスコミは世論に迎合しやすい。
正確な報道よりもセンセーショナルな報道をする。
事実が曲げられてしまうのだ。
まさにバイアスがかかってしまう。

化学物質過敏症」についての実験を紹介している。
二重盲検法によって実験したところ真性と見られる患者は
9人中1人だったそうだ。

読み進むにつれて著者自身も誤りに陥っているなと思うところがある。

水からの伝言」の著者江本氏を批判しているくだりがある。
水が人間の心を反映するという実験である。

批判をするのは勝手だが、著者自らは実験をしていない。
簡単な実験だからしたうえで批判すべきである。

更に、遺伝子組換食品騒動を批判している。、
現在は問題ないから安全だとは言えない。
次の世代以降に悪影響が出ることが指摘されている。


我々素人は、すべてを知ることはできない。
マスコミは冷静に報道して欲しい。曲がった世論は作らないで欲しい。
最終的には判断するのは我々である。

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書) [新書]



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このブログはミスターSと、その仲間で読んだ本の所感等を書いています。私ことミスターSはフォトリーディングという特技で、1年間に365冊以上の本を読むようにしてます。このブログを読んで、気になった本があったら、ぜひ読んでみてください。

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